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大草城(おおくさじょう)は、尾張国知多郡大草(現在の愛知県知多市大草)にあった日本の城。平城。城址は現在整備されて「大草公園」となり、本丸に模擬天守風の展望台が作られている。 == 沿革 == 天正2年(1574年)、この地を有していた佐治信方が長島一向一揆で戦死し、跡継ぎの佐治一成が幼少だったためか、織田信長の弟織田長益(有楽斎)が知多郡を与えられ、大野城を与えたが、大野城は水利が悪いため大草の地に築城を開始した。(が、本能寺の変の影響で再び荒廃してしまったとも)。 本丸、二の丸、三の丸を配し、本丸、二の丸の周囲を堀(水堀も)と土塁で囲った梯郭式縄張が良好な状態で残り現在も見ることができる。小牧・長久手の戦い後、長益は豊臣秀吉により摂津に所領を移されたため、大草城は完成することなく、未完の城のまま廃城となった。江戸時代に入ると、尾張藩は大草城跡を知多郡の防御上重要な地として、家老の山澄淡路守英龍に大草の地(5,000石)を与え城址近くに居を構えて城址の保全をさせ、歴代の山澄氏によって保存された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大草城 (尾張国知多郡)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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